
朝5:45分に起きて支度して朝日をみに出発。スペイン人のフランがめっさ遅い。6時出発予定が結局6:30。ラティーノめ。
日本人が修復に貢献したという15体のモアイ「Ahu Tongariki」に到着。朝日をまつ。前日はまとまったモアイが見れなかったから、本格的なモアイは初めて。感動。
未明のモアイ。
朝日を背にしたモアイ。
朝日モアイを経て、島の最北の山に2人を降ろす。
二人は、島北部にある小高い丘「Poike」へハイキングへ行きたいらしい。おれはハイキングはもういいと(6088メートルの山にも登ったので)、レンタカーだけ借りて単独行動に。一人ドライブを楽しみながら南側のモアイ「Pana Pau」方面へ。途中で牛にかこまれたり、馬を除けたりとなかなかのスリリングドライブ。
何かの家?
ストリートドッグが飯をせびってくる。
牛が行く手を塞ぐ。ちなみに、南米は基本的に左ハンドル、右側通行。
牛のマーチ。
赤い花とベンチ。
丘からの風景。
大自然あふれるイースター島。ほんとドライブしてるだけでも癒されるパワースポット。
11時に二人とおちあって、近くのビーチ「Aanakena」へ。1時間半ほどのんびり。フランと話す。なんと彼は8年も大阪に住んでたらしい。日本語一切喋らなかったけど、普通に話せるんやろうな。いろいろ話が盛り上がるけど、フランはなんか癖がある。なんか頑固。まーいいけど。
砂浜に埋まったモアイ。
ビーチを後にしてモアイの切り出し場「Rano Raraku」へ。ここは国立指定公演なので、入場チケットが必要とのこと。
ツアーに参加していればたぶん会社の人が手配してくれると思うけど、単独で行く場合は、空港降りたところに、このRano RarakuとRano Kauという国立指定公園に入るための入場チケットを売っているので、忘れずに買っておくように。
フラン買ってないらしいけど、ごまかしとった。いやいや維持とか修復に必要な費用なんだから払えよ。フランにいろいろとうんざりして一人行動。
ここは生粋の遺跡らしい。
というのも、モアイは、モアイの悲劇と呼ばれる史実の中で、スペイン人の侵略や、島の内戦時に、ほとんどが倒されてしまったそうで、いま立っているモアイは、考古学者や日本企業などが立て直したものだそう。
ただし、ここRano Rarakuというモアイを切り出す石切場一帯は、現地の状況そのままが残されているんだとか。Rano Rarakuのモアイは年季がはいっていい感じ。
土に埋まったモアイ。
40メートルの切り出しかけの最大級モアイも圧巻。
Rano Raraku裏手の湖。
お土産やさんのかわいいバッチ。
Rano Raraku国立公園は大満足。
最後にもういっかい朝訪れたAhu Tongarikiのモアイへ。
よっしゃ、ミッションコンプリート!おつかれさま!と思ったら、フランの希望でよくわからない小さい遺跡までぜーんぶ回遊することに。
ただこのモアイ遺跡たち、小さいか瓦礫と化してて、探し出すのが至難の技。
「おまえが早く運転し過ぎるせいでモアイ見逃してるんちゃうか」
ってずっと小言いってくるし。結局見逃してなかったし!
フランにウンザリしながらようやく10箇所以上のスモールスポット終了。瓦礫と看板が立っているだけところでも必死に写真撮ってたけど、それ撮らんでもいいんちゃうんかな。ここまでワガママで協調性のない人久しぶりに見たぜ。
緑のピンが回ったモアイ像たち。(瓦礫、看板のみのモアイは除いてます笑)
レンタカーがあれば、1日で周遊可能。ハイキングとかしたいんだったら、2日くらい必要。それでもこの島ではヒッチハイクするのは普通なので、英語が話せてガッツがあれば、レンタカーなしでも問題なし。
最後は夕日の差見える丘で夕日を見て宿に帰る。
この日は海辺のキャンプに泊まりたかったけど、やにやら理解に齟齬があったらしく、今日はここ去るわと伝えるとお怒りモード。どうやらまだお金を払ってなかったらしい。昨日おっさんに確認したら払ったってゆうたのになぁ。
でもどっちが悪いとゆうわけでもなく、ディスコミュニケーションだから、もう一泊ここにすることにする。普通に快適だから全山文句はないよ。
夕飯の買出しへ。なんか、フランとクリスが揉めてるけど知らんぺ。たぶんフランが怒らせてるんだろう。
スーパーにいって、トマトソースを買って帰る。
宿でパスタをつくって食べて星空を眺めてくつろぐ。
そう、ここイースター島は、周りにはなにもないので、南米随一の星空が綺麗な場所だと思う。1位は6088メートルのワイナポトシから見た星空、2位はここイースター島での星空、3位はウユニ湖の星空。
イースター島に行くときは、三脚とマニュアルカメラを持って星空を撮ろう!