TRAVEL
2014.05.31 Sat
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南米脱出!向かう先はアメリカの東海岸マイアミ。日本人はアメリカ入国にビザがいらないのだ。

サンティアゴのご婦人に教えてもらった通り、地下鉄赤ラインの左上「San Pablo」の2個手前「Pajaritos(パジャリトス)」って駅に移動。
サンティエゴの地下鉄マップ

空港行きのバス「Centropuerto」を探す。空港行きバス停がわかりにくすぎて道行く人に場所を聞きまくる。乗れた。青い機体が目印のCentropuertoの中は旅行者でいっぱい。空港へ行く方法の中では一番安く2000ペソ(380円)。
Centropuerto

サンティアゴ国際空港(SCL)に到着9:30。完璧なスケジュール。
サンティアゴ国際空港

がしかし、ここでうっかり発動。

飛行機、明日や!!笑

6月1日のチケットを取っていたのだが、今日は5月31日。
5月に31日がないと勘違いしてた。。。

ぐぅぅぅ、24時間、空港で待つか??
チリペソあんまり持っていないから、ダウンタウンに戻って宿をとるっていっても勿体無いし、面倒臭い。

よし!今日の便に振り替えてもらおう。

チケットカウンターに再び行って、日程変えて!とお願いすると、予備シートでいいならとかえてくれた。お姉さんありがとう!!!

出国手続きの際に「ビザを出してください」と言われる。「????」。
日本人はビザなしでアメリカに入れるから、この質問は日本人にとって不思議だが、ビザなしでアメリカに入ろうとする人は、チリ人にとっての不思議。

「ビザいらないんよ、ESTA持ってるから大丈夫!」とESTA番号を見せるも、お姉さん半信半疑。

じゃあ次は「マイアミで泊まる宿を教えてください」と言われる。
「まだ決まってないよ(というか空港に野宿するつもり!笑)」
「宿無しだとアメリカ入れないですよ!」
「まじで?!」
「仕方ないのでホリデーインと書いておきますので入国管理局で聞かれたらそう答えてください。」

「ムーチョ・グラッシャス!」

こうして無事に出国手続きが完了する。
ちなみに、変更料金は取られなかった。Expedia.caでチケットを取っていて、グレードがいいものだったらしい。フライト料金は、1,000CAD。ペルー→マイアミだと400ドルくらいなのに、チリの首都サンティアゴは、思ったよりも南に位置しているらしく、航空券がえらく高い。

マイアミまでの行程は、10時間ちょっと。夜の23時にマイアミ入り。それから入国手続きがあるので街に出るのが午前0〜1時になることを考えれば、宿を取るのはもったいないし、下手に街に出るより空港の床に寝たほうが安全。

11:30サンティアゴ発、17:30パナマ着。
19:00パナマ発、23:00マイアミ着。

予備座席の意味は…

無事に飛行機搭乗。ここで予備シートの意味が判明する。両隣の人がすげーでかい。シートからはみ出しまくり。飛行機会社ってちゃんと考えて配置してるんだなと思いつつ、これで6時間のフライトはしんどいなとゲンナリ。ま、でも、のれただけでも感謝!ありがとう、コパエアライン!

パナマに到着。
パナマに到着。

赤道に近いので、空港内でも蒸し暑い。
次の飛行機まで2時間あると思っていたら、パナマは、サンティアゴよりも1時間時計が早い。気づけば、次のフライトの時間に迫っていた。何も食べずに、マイアミ行きの飛行機に乗る。

夜11時頃、マイアミに到着。飛行機から見える夜景がとんでもなく綺麗だった。
マイアミの夜景

さてさて、問題の入国手続き。宿がないのだ。
チリのお姉さんに宿がないと入国できないと聞かされていたので少し焦るも、開き直って堂々と嘘をつくしかない!とうことで列に並ぶ。

自分の番。

「入国理由は?」「観光、アメリカ横断するんだぜ!」
無反応。え、スルーですかそこは?

「南米で何やってたの?」「観光や。いろいろ回ったんだぜ、写真見る?」
無反応。またしてもスルーですか?

「職業は?」「デザイナーだよ、iPhoneケースのブランドやってるんだぜ。」
無反応。何か返せや!笑

「今日どこ泊まるの?」「近くのホリデーイン」「住所わかる?」「携帯の電池ないから今わからん」
無反応。ADMITTEDスタンプ・ボン!

あっけなかった。
アメリカは、カナダからNYへ行くときに一度入国してるし、カナダのワーホリビザもパスポートにがっつり貼り付けてあるから、経歴上は怪しいところはなかったのだと思う。

0時半頃に、ロビーに出るとなかなか閑散としてる。やっぱ場所が市街地だから深夜フライトはないんだな。14時間ぶりにタバコを吸って一息。ミッションの後のタバコはうまかった。

人気のないコーナー寝床のソファを確保。次の日の宿を予約して、マイアミ調査も完了。

しかし、マイアミの4連椅子は一個一個に腕かけがあるから体を伸ばして寝ることができない。座った体制ではもちろん全然寝れない。最終的に物陰に移動して床に寝そべる。これが一番快適だ。でも寝れたのは3時。。。明日は熟睡できますように。

続き「アメリカ編」はこちら

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