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2014.05.01 Thu
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見たことのない深い青の空。世界で一番標高の高い湖に浮かぶ太陽の島 – Isola Del Sol

日本のに比べたらって見劣りしてしまうけど、なんとここでの食事はシリアル、パン、ヨーグルト、卵、コーヒー、オレンジジュース、これまでの南米のホテルで一番豪華だった。

腹ごしらえをしたらいざIsola Del Sol(イソラデソル・太陽の島)へ出発。
8:30の船に乗り込む。

チチカカ湖は、世界で一番高いところにある湖。標高3810メートル。富士山より高い!
そしてIsola Del Solはチチカカ湖に浮かぶ、10キロほどの大きさの島。

この島に人が住み始めたのは、おおよそ紀元前2000年頃とされている。
….
スペイン人による征服時の記録によると、この島は、インカの宗教的な巡礼地として有名だったことが記されている。本来、現地住民などの巡礼地であった場所を、インカが利用して国家の宗教施設として取り込んだといわれている。
同じことはスペイン人たちも行なっており、コパカバーナは今ではキリスト教の巡礼地となっている。

太陽の島と呼ばれているあたり、太古のインカ帝国の人にとっても、スペイン系キリスト教徒にとっても、神聖な島ということ。

島へ向かう船。船は下段10名、上段10名が乗れるほどのサイズで、スピードはウミガメほど。(のろい)

乗客は全部で8人なので、全員上の甲板でクルーズを楽しむ。

目の前に座るのは、パンク・ヒッピーなメンズ5人組。やっべーのといっしょになっちゃったよ。あ、でも人は見かけによらないっていうし、太陽の島にいくあたり、信仰深いか旅行好きな人たちなんだろうって思ってたら、おもむろにカバンを開けて、腕に注射を打ち始めた!どんどん目がうつろになっていく笑

OMG!!見た目通りだったよ。絡まないようにしよう。
太陽の島 Isola De Solに向かうボート。

パンクでヒッピーなドラッガーに戦々恐々と耐える時間は、1時間と言われていたけど、船が亀すぎて2時間。10時半に北港に到着する。
ここからは、南港までの10kmを、5時間ほどかけて歩くハイキングコースをゆく。
イソラデソルの地図

港付近の桟橋。
港付近の桟橋。

昼食用にバナナとリンゴに10ボリビアーノ(160円)買う。
最初の検問で入場料20ボリビアーノ(320円)払ってハイキング開始。

この島は、パワースポットって感じ。とにかく美しくて、パワーに満ち溢れている。
真っ青なチチカカ湖、それよりも濃いブルーの空、美しいビーチ、澄んだ水、インカの遺跡。
少し息はきれるけど道もなだらかでハイキングにはもってこいの場所。おすすめ!

ちなみにハイキングには最初の検問含め、計3カ所で通行料を支払わないといけない。たまに、住人が小遣いをせびってくることもある。

海辺からスタート。
イソラデソルの湖畔に浮かぶボート

おいしそうな豚。
豚

すこし痩せ気味な牛。
牛

石畳の道。
石畳の道。

段々畑。
段々畑。

宇宙に届きそうな天空への道。
宇宙に届きそうな天空への道。
3800メートル地点の気候は不思議だ。日差しは強く、ものすごく日に焼ける。日に当たってる間は肌がヒリヒリ、体もポカポカする、裸でちょうどいいくらい(事実頂上付近では暑くて裸で歩いてた)。しかし、いったん日陰にはいると、寒くてロンTとセーターと上着を羽織ってちょうどいい温度になる。
ここは体温調節が難しい。

島の中間地点。一人の島のおじいちゃんが「わたしはここらへんを整備している。だからその労力の対価として寄付してくれ。」一緒に歩いていたスペイン語話せるフランス人が通訳してくれた。
でも道中3箇所で通行料を払っているのに、どうも怪しい。フランス人は無視。おれは悩んだ挙句1ボリビアーノ(16円)を上げる。もしかしたら本当に道の掃除とかをしてくれているかもしれない、と信じつつ。
島の中間地点。

丘の上の小屋。
丘の上の小屋

見たことのないスクリュー上の木。
見たことのないスクリュー上の木

島南側のホテルエリア。
宿。

おしゃれな丸窓のホテル。南側には宿屋がたぶん15件くらいある。特にプランは決めていなく、島に泊まっても良かったのだけど、あったかいシャワーがでるホテルがない、ということで、コパカバーナに帰ることに。標高3800メートルで、疲れと冷えで心が折れそうなのに、温かいシャワーがないのは無理!
島南側のホテルエリア

南港ユマニへ降りる階段を下るロバ。ここでは、荷物運びにロバが大活躍してる。
荷物運びのロバ

南港の近くにある遺跡。
南港の近くにある遺跡。

港にもロバ。
港にもロバ。

南港では、英語とスペイン語を話す人を見つけられなくて、自力で船のチケットを買うはめに。
片言のスペイン語でチケットを買いたいと伝えるも、早口で何を言ってるのかさっぱりで、やべーどうしよう!って困っていたところを、日本人の方に助けてもらう。40歳のナイスミドル、デシーさん。世界一周旅行をしているらしい。かっこいい!
お礼をいって船に乗り込む。
スペイン語勉強しなきゃダメだ〜。

コパカバーナにもどって、ガイドブックにのっていたホテルにアタックをかける。
その日の宿が決まっていないのは、初めての経験。時間は午後3時過ぎと日も高かったので、それほど焦らず探す。
1件目、ガイドブックの場所に行ってみると廃墟になっていた汗 情報古い!
2件目、シングル・朝食付き65ボリビアーノ(1000円)ビンゴ!

人気(ひとけ)があって、フロントの対応も忙しいながらもぞんざいに対応するわけでもなく、とても慣れてる。町外れだけど快適さは一番かも。朝食なしだったら、50ソレスらしいけど、そこはおばちゃんのセールストークに乗ってみる。卵付き(アメリカンスタイル)だしね!
コパカバーナのホテル。

場所は「2泊目ここ」らへん。
IMG_8463

WIFIは相変わらず繋がりにくい。
明日のラパスの宿が取れない!
行き当たりばったりな感じでなんとかなる!ガイドブックを信じよう。

夕飯は宿のおばちゃんオススメのレストランコパカバーナコパカバーナサラダを食べて満足。ここは昨日と違ってサービス料10%なんてとられなかったし、対応もめっちゃよかった。さすがおばちゃんのオススメ。メニューと値段は談合してるみたいだけどね。30ボリビアーノ(450円)くらい。
コパカバーナサラダ!

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